
診療内容
小児科

小児科の「かかりつけ医」として大事なのは、診療はもちろんですが、乳幼児健診や予防接種にも対応して、お子様の情報を多く持つことです。
そして、お母さんの味方になってアドバイスすることだと思いますので、わからないことは、何でもご相談ください。
当番医や沼津救急医療センターへの当直も積極的に取り組んでいます。
詳細は沼津医師会のHPをご覧ください。
小児科とは
小児科は子どものための診療科です。子どもの病気に対して内科的にお薬で治療したり、予防接種や乳児健診をするところです。
発熱をはじめ、咳、腹痛、嘔吐、下痢などの小児科診療全般を行っています。
小児科医は子どもの体のスペシャリストです。

○おむつかぶれがひどい…
○耳を痛がる…
○目が赤い…
眼、耳、皮膚などのトラブルでも、まずはご相談ください。
子どもの体調不良で悩んだ時には、当院で対応いたします。
他科での対応が必要な時には、適切な病院を紹介しますので、ご安心ください。
目の前の患者さんにとって適切な医療を受けられる場所を紹介するのも、かかりつけ医の大切な役割です。
また、育児の不安などについても気になることがありましたら一度ご相談ください。
お母さんの不安を解消することも、小児科医の大切な役割です。
アレルギー科

お子さんをお持ちのご家族の方、アレルギー疾患(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、花粉症、じんましんなど)でお悩みの方が、安心してかかれる「かかりつけ医」として、地域の皆様の健康づくりのお役に立ちたいと考えております。
アレルギー性鼻炎・花粉症

お子さまでも安心な内服薬や点鼻薬を使った対 症療法のほかに、最近では小児(5歳以上)でもダニやスギが原因のアレルギー性鼻炎に対して、舌下免疫療法という治療ができるようになりました。3~5年継続の必要がありますが、原因になるダニやスギに体を慣らしていく根本治療です。
進学、就職、結婚と独り立ちしていく将来を見据えて、子どものうちに治していく(軽症化しておく)ことは、お子さまにとって大きなメリットだと思っております。
食物アレルギー

ある特定の食べ物を摂取して(多くの場合)2時間以内に蕁麻疹や咳、鼻汁、喘鳴(ぜーぜー、ヒューヒュー)、呼吸困難などが出現した場合、食物アレルギーが考えられます。そのほかに嘔吐、下痢になることもあります。また果物や野菜で多いのですが、摂取すると口の中がかゆくなる場合は口腔アレルギー症候群という食物アレルギーです。ある食物を摂取して数時間以内に運動した時に蕁麻疹や呼吸困難などのアレルギー症状が出る食物依存性運動誘発アナフィラキシーという食物アレルギーもあります。
食物アレルギーが疑われた場合は、血液検査や食物負荷試験などで診断します。診断のための食物負荷試験が必要な場合は危険を伴うことが多いため、病院をご紹介させていただいております。乳児期発症の食物アレルギーの多くは耐性獲得といって自然に食べられるようになっていくことも多く、個々の患者さんに応じて摂取について相談を承っております。
アトピー性皮膚炎

湿疹がかゆくて、集中できない、睡眠不足になるなど日常生活に支障が出るアトピー性皮膚炎。湿疹は、皮膚のバリア機能の異常で起こっています。湿疹のできた部位や重症度に合った軟膏をたっぷり塗ることと保湿で必ず良くなります。ただ、よくなったからといってすぐに軟膏を塗るのを止めると、またもとの湿疹が出てきてしまいます。最近はプロアクティブ療法といって、ステロイド軟膏を最初十分量塗っていただき、湿疹が改善した後も塗る間隔を開けながらしばらく軟膏を続けて、目に見えない皮膚の炎症を抑え込む治療です。
乳児の湿疹は、湿疹部位から食べこぼしなどが体に入り、食物アレルギーを引き起こす可能性も示され、湿疹をきれいにしておくことは大事です。また乳児湿疹、アトピー性皮膚炎にはじまるアレルギーマーチ(行進曲のように、アレルギー性鼻炎や気管支喘息に進んでいくこと )にしないためにも、湿疹の治療は大切と考えます。
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